この記事でわかること
- 静鉄ホテルプレジオの仕事内容や1日のスケジュール
- ホテルエキスパートとして働く社員の想い
目次
業務内容 / 「静鉄ホテルプレジオ」ブランドを推進する。
静岡鉄道のホテル事業部は、2022年現在、静岡、博多、京都、東京と、全国各地にビジネスホテルブランド「静鉄ホテルプレジオ」を展開しています。
私はフロントスタッフとしての店舗勤務を経て、現在は本社でホテル事業全体の収支管理業務と、新規店舗の開業準備業務を担当しています。旅行、ビジネス、受験、家族や友人との再会など、お客さまが各地を移動する際に必要な「宿泊施設」という機能を社会に提供するホテル事業。そのなかで業績を管理したり、今年度の見通しを立てたり、次年度以降の計画を作ったりして、「静鉄ホテルプレジオ」ブランドを推進するのが私の役目です。
やりがい / 新しいホテルづくりに携われる。
お客さまの期待を上回るサービスを提供できたときにだけいただける、お客さまの心からの「ありがとう……!」という声。それが、ホテルスタッフ時代の私のやりがいでした。
受験生を対象とした宿泊プランを企画した際のことです。プランを利用したお客さまからのアンケートに、「子どもが3人おり受験宿泊を多数経験してきましたが、ここまで受験生想いのホテルはほかにありませんでした」という感謝のお言葉がつづられていました。このアンケートを読んだときは本当にうれしく、担当チームのみんなで喜びました。
現在は、自分がスタッフとして過ごしていたホテルそのものをつくり上げる業務に就いています。お客さまの声を直接聞いて培った視点・感覚を活かして新しいホテルづくりに携われることに、とてもやりがいを感じています。
今後の目標 / 自分の強みを活かし、ほかのメンバーの力になりたい。
2023年秋に開業予定の「静鉄ホテルプレジオ大阪心斎橋」のオープニングメンバーになりました。静鉄ホテルプレジオが大阪に進出するのは今回がはじめて。また大阪は、2025年には大阪万博も予定されており、国内外から多くのお客さまがお見えになることが予想されます。そんな大阪という、静岡鉄道にとって新しい土地で静岡の魅力を発信していくこと。お客さまに「今度は静岡や、ほかのプレジオにも行ってみたい!」と感じていただけるような、魅力的なホテルをつくること。それが今後の目標です。
ホテルスタッフとして勤務していたとき、開業前の研修生と接する機会がたびたびありました。「自分たちで新しい店舗をつくっていくんだ」という、期待とやる気に満ちた研修生の目の輝きが印象的で、いまでもよく覚えています。今度はいよいよ自分の番。ホテルスタッフとしてのホスピタリティを発揮するだけでなく、数字という視点でも判断できるようになった自分の強みを活かし、ほかのメンバーの力になりたいと思っています。
My history / 仕事の一環だったお店めぐりがいつしか趣味に
学生時代に接客のアルバイトを多く経験しました。静岡鉄道への入社を志望したのは、大好きな接客と英語の両方に携われるホテル事業を展開していたから。静岡鉄道が、自分や家族の暮らしに密着した存在だったことも、理由の1つです。
どちらかといえばインドア派でしたが、ホテルスタッフとしてお客さまにご案内できるようホテル周辺の飲食店を開拓しているうちに、いつしかお店めぐりが趣味になりました(笑)。さらに、入社後に出会った仲間たちの影響もあり、ラーメン開拓、ビール工場見学、旅行など、そのときどきでのマイブームを楽しんでいます。今後はこれまで以上に、日本各地のおいしいものを食べに出かけたいですね。
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【経歴】
2014年4月~ 事業部 ホテルプレジオ静岡駅南 ホテルスタッフ
2018年4月~ ホテル事業部 ホテルプレジオ静岡駅南 ホテルスタッフ、OTA(オンライン旅行代理店)担当
2020年10月~ ホテル事業部 ホテルプレジオ沼津 ホテルスタッフ、OTA(オンライン旅行代理店)担当
2021年4月~ ホテル事業部 営業推進課 ホテル事業全体の収支管理業務、新規店舗の開業準備業務を担当
2023年4月~ ホテル事業部 ホテルプレジオ大阪心斎橋 オープニングスタッフ
※この記事は、2022年に取材したものです。記事中の内容や社員の所属部署・役職は取材時のものです。