この記事でわかること
- 日本に興味を持ったきっかけ
- グローバル人財が力を発揮できるようにサポートする業務
- 今後仕事をするなかで、チャレンジしたいこと
■自己紹介をお願いします。
初めまして、ツェデンダンバ ガンフルゲと申します。ニックネームはガナです。モンゴルの南ゴビ出身、39歳です。モンゴル国立大学で4年間日本語、人文大学で2年間英語を学びました。日本に興味を持ったきっかけは、母がモンゴルでお店を営んでおり、そこに日本人観光客が訪れてきて交流をしたことです。大学卒業後5年間モンゴルで仕事をしたのち、技能実習生として2011年から2014年まで名古屋で部品検査の仕事をしていました。また、2023年には再び来日して、東京で3か月間接客スタッフをしていました。その後一度モンゴルに帰国して、今年3月、静岡鉄道に入社し人事部人財採用課に配属されております。
■主な業務内容を教えてください。
私の主な業務は、グローバル人財の採用や入社後の定着です。グローバル人財が入社後スムーズに会社になじみ、早期に成果を出せるような働きやすい職場を目指しています。具体的な施策の一つとして、グローバル人財向けに優しい日本語バージョンの就業規則を作成中です。日本語能力試験N3レベルの方がわかるような冊子を作っています。また、業務ももちろんですが、業務以外の生活の部分についてもサポートしています。市役所での各種手続き、銀行口座開設や住居契約の付き添い、ごみの収集ルールについてのレクチャーなど、日本での生活を円滑に始められるようにサポートします。
■仕事で楽しいこと、苦労することを教えてください。
以前は毎日同じような業務だったのですが、人財採用課では、いろいろな業務ができて新鮮な気持ちで働いています。また、たくさんの人とコミュニケーションが取れるのも嬉しいです。名刺交換がとても多くて管理が大変ですが(笑)モンゴルについて聞かれることも多く、母国のことを皆さんに知ってもらうのは嬉しく思います。今後も色々な方とコミュニケーションを積極的に取りたいです。
苦労することは、ビジネスシーンでの日本語のやり取りです。特にメール特有の日本語や敬語がとても難しいです。また、会話においても、人によっては方言や聞き取りにくい日本語を多用する人もいて苦労します。ただ、わからないことを周りの人に聞いて少しずつ分かるようになってきたので、成長を感じられています。
■日本での暮らしについて、率直な感想を教えてください。
日本は安全で、住み心地が良い国だと思います。空気がきれいで、交通渋滞もないです。特に静岡の方たちは、すごく優しいです。名古屋と東京にも滞在したことがありますが、静岡が一番お気に入りです。また、モンゴルの首都ウランバートルには日常使いする電車がなかったので、電車がとても便利でありがたいです。
■今後仕事をするなかで、チャレンジしたいことを教えてください。
まず、日本で働くという決断をしたこと自体が私のチャレンジです。そして人財採用課は思っていたよりも業務の幅が広く、日々の業務がチャレンジになっています。その中でも私の主な業務は、グローバル人財の入社後の定着なので、様々な国の人に対応できるように、日本語力だけでなく、英語力もアップしたいです。また、人財採用に関する知識やスキルを身に着けて、どんな業務にも対応できるようになりたいです。勇気を出して静岡鉄道に入社してくれた方が働きやすい職場を目指します。
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ツェデンダンバ ガンフルゲ
入社1年目
ゼネラリストコース
【経歴】
2024年~ 人事部人財採用課
※経歴・役職は取材当時のものです。