この記事でわかること
- 静岡鉄道の人財育成について
- 2年目研修について
■静岡鉄道の若手研修テーマは越境
静岡鉄道では、人財育成方針として、『越境』を掲げ、入社5年目まで、年次研修として本業以外にも個の成長を醸成する機会を提供しています!
越境学習とはホームとアウェイを行き来することで生じる違和感や葛藤を通じた成長のことです。いつも自分のいる居心地の良い慣れた場所がホームです。会社で働いていると、配属された部署がホームとなり、メンバーが固定化し変化や刺激が少なくなります。一方、アウェイは自分にとって居心地が悪いとも感じる慣れない場所ですが、ホームで常識だと思っていたことはアウェイでは通用せず、変化や刺激が多い環境といえます。
1~3年目までは、社内での研修を通してこれまでの業務を振り返り、同期と情報交換をすることで今後の展望について考える機会となっています。
4年目以降は、静岡鉄道を飛び出し、業界の異なる企業や、地元の学校など業務上ではなかなか関わることのない方たちとの出会いや、学びを通してこれまで得てきた力が、社外でどれだけ生かせるのか確認し、これから自分が成し遂げたい目標に向けて、得るべき力をつけていきます。
■2年目研修の前半では、1年間の振り返りと今後の展望を描く
実際の研修の様子を2年目研修を例にお伝えします!
2年目研修は全2回実施します。
今回ご紹介する、前半では、4月の時点で、1年目の振り返りを行い、
後半では、夏にグループ会社の同期も集まって、さらに視野を広げるべく全体最適を学びます。
今年の入社2年目の研修は、2023年度に入社した2年目社員9名が対象です。
1年前の入社時に立てた、「静鉄グループの一員として、1年後になりたい姿」に対して、どのように行動してきたか、その成果を、2024年度の新入社員や所属長(2年目社員から見た上司)、同期に向けて発表。
入社からの一年間を振り返り、自身の成長と今後の展望を描き、それを踏まえて、「できたこと」「できなかったこと」を明確にし、入社2年目社員としての自覚を育むことができれば成功と考えています。
この研修が、自分自身の振り返りと、目標設定の機会となると同時に、それぞれの事業で活躍する同期の話を聞くことで、新たな視点や、刺激をもらう場になって欲しいと願っています。
後編では実際の発表内容を紹介します!
静岡鉄道の若手社員の目標や、達成具合を是非ご覧ください!