この記事でわかること
- 静岡鉄道の新規事業提案制度について
新規事業提案制度「みらいろ」とは
静岡鉄道と聞くと「少し堅そう…」と思われるかもしれませんが、そのイメージを覆す制度「みらいろ」を紹介します。静岡鉄道グループの社員であれば誰でも参加可能なこの制度は、2024年4月にスタートし、初年度から20を超えるチームがチャレンジしました。社員が自由に事業プランを提案でき、採択されれば専任者として実際のプロジェクトを進められるのが大きな特徴です。これは、創業100年を迎える静岡鉄道としても初めての試みで、社員の「やりたい」「やってみたい」を会社がサポートする制度です。
「みらいろ」の発足経緯
「みらいろ」は、「みんなの100日プロジェクト」の一環として誕生しました。”みんなが新規事業を提案できる環境づくり”を目指し、2023年の夏から有志メンバーが検討を開始。試行錯誤の末、社員が自由に挑戦できる場を作るための制度として「みらいろ」が生み出されました。みんなの100日プロジェクトの詳細は下記記事をご覧ください!
「みらいろ」という名前に込められた想い
「みらいろ」という名前には、「新たな事業や社員一人ひとりの挑戦を未来へ続く線路に見立てる」という想いが込められています。静岡鉄道は、アイデアを持った社員が主体的に動ける風土を大切にしており、若手でも大きな裁量を持って新しいことに挑戦できる環境が整っています。
初年度のプロジェクトスケジュール
みらいろの初年度プロジェクトは、以下のようなスケジュールで進行しています。
- 4月~5月:応募期間
- 6月:一次審査(書類審査)
- 7月~9月:ブラッシュアッププログラム(講義、社外交流会、外部メンターへの壁打ち、勉強会、仮説検証支援など)
- 10月:二次審査(プレゼン)事業性や実現可能性、収支等を総合的に審査
- 11月以降:実証実験開始
- 12月以降:実証結果報告・決議、事業化を判断
二次審査会でアイデアをお披露目
先日、アイデアを発表する「二次審査会」が開催されました。プレゼンテーションを通じて、社員の熱意とアイデアが披露され、社内外の審査員により厳正な審査が行われました。通過した提案は、未来事業創造部のサポートを受けながら、事業化を目指して実証実験に取り組みます。社員のアイデアが形になり、未来をつくる経験は、この制度ならではの貴重な機会です。
みらいろのこれから
「みらいろ」は今年度から始まったばかりの制度ですが、その可能性は無限大です。社員が自由に挑戦できる環境を提供することで、会社とともに制度自体も成長し続けていきます。事業化された場合には、提案者がプロジェクトのリーダーとなり、将来的にはその事業を率いる存在として大きな役割を担う可能性もあります。静岡鉄道は、挑戦する風土を大切にしながら、社員一人ひとりとともに未来を切り開いていく会社です。あなたのアイデアが新たな静岡鉄道の一歩を創り出すかもしれません。
挑戦するまちづくりを、静岡から。皆さんの挑戦をお待ちしています!